―2025年を振り返って。

 自動車業界は、半導体不足など生産面の課題が落ち着き、安定した事業運営が可能となった1年でした。ホンダ車は昨年の好調の反動もあり、厳しい時期もありましたが、軽自動車「N-BOX」の年間新車販売台数首位は維持できそうです。また、中古車部門の強化に注力しました。従来よりも幅広い価格帯の中古車をご提供しており特に大垣市に新設した中古車展示場では、これまで取り扱いのなかったリーズナブルな車種への反響が大きく、車両確保の重要性を実感しています。幅広いお客さまとのつながりを強化し、信頼される関係づくりに努めてまいります。

 ―重点取り組みは。

 新車価格は上昇していますが、新たな機能の説明や買い方を含めたご提案を行い、ご理解をいただくことが課題となっています。また、ディーラーの存在意義を改めて考えた時、「安心・安全」が柱となります。お客さまとの顔が見える関係性を強みとし、販売活動以外にも広げる取り組みを進めています。例えば、交通安全教室を県内各地で開催し、昨年は30回以上実施しました。FC岐阜の地域貢献活動への協力や、自治体イベントへの電気自動車・電動三輪車の提供など、地域の皆さんとの接点を増やしています。

 ―今年の抱負を。

 秋以降、可児市内にオープン予定の当社最大の新店舗を軌道に乗せることが最優先となります。また、好調な中古車需要を捉えるため、下取りの強化にも引き続き注力してまいります。

 さらに近年は四輪車に加え、電動車いすや電動三輪車など商品の幅も広がっています。移動に関する多様なご提案ができる体制づくりを進めていきます。採用面では、営業や事務スタッフの不足も予想されるため、高校や大学に積極的に足を運び、安心して働いていただける関係性の構築に力を入れてまいります。