―昨年を振り返ると。

 昨年4月に県から、24時間体制で重篤な救急患者を受け入れる「救命救急センター」の指定を受けました。西館が新たに完成し、最新式のがん放射線治療装置「ラディザクト」が導入され、生活習慣病患者などに向けたフィットネスクラブを備えた医療施設「FIT―EASY松波総合病院店+メディカルまつなみ(医療法42条施設)」が誕生しました。地域を守る医療体制がさらに強化されたと実感します。ラディザクトは腫瘍にピンポイントで照射できるため、患者さんの負担を軽減し、副作用も少ないです。メディカルまつなみでは疾病の治療や予防、手術後の回復を目的にした医療法42条に基づいた疾病予防運動施設として運用しています。また、運動処方箋を出された患者さんは、医師や理学療法士らのトレーニング指導を受けることも可能です。

 ―ペット同伴病棟については。

 4月に飼い犬と一緒に入院できる病室「ウィズペット病棟」を、海津市医師会病院に開設しました。ペット同伴病棟は国内初です。動物と触れ合うことでストレスや痛みの軽減効果も期待でき、患者さんの早期回復を図ります。個室にはケージを置き、屋外にはドッグランも整備されています。また、患者さんが松波総合病院に入院している間は、当院に開設した「ペットおあずかりセンター」で預かることも可能です。

 ―産婦人科内視鏡治療センターは。

 4月に経験豊富な日本産婦人科内視鏡学会技術認定医が入職したことで同センターを開設し、患者さんへの身体的負担が少ない内視鏡下手術(腹腔鏡、ロボット手術、子宮鏡)を積極的に行える体制が整いました。

 ―新年の抱負をお願いします。

 当院の拠点である笠松町で、これからも医療を中心としたまちづくりを図り、日本一の民間病院になるための準備を着々と進めていきたいです。