-昨年を振り返って。

 昨年4月に父から社長職を引き継ぎました。父が50代のうちに承継できたことで引き継ぎはスムーズでしたし、今でもすぐに相談に乗ってもらうことができます。

 弊社は青果物の輸配送を柱としており、鮮度や商品価値を守るための独特のノウハウが必要です。先代、先々代が培ってきたものをしっかりとつなげ、より良い形にしていきたいです。

 -2024年度から行っている郵便事業については。

 これまでは郵便事業のために羽島から名古屋に出向いていましたが、昨年11月に名古屋市港区に名古屋営業所を構えました。拠点を増やしたことに加え、日本郵便の行政処分の影響もあり、郵便事業だけでも前年比で1・5倍以上の売り上げとなっています。手堅く進めていきます。

 -新たに取り組んだことは。

 カボチャやパプリカの取り扱いにおいて高いシェアのお客さまがいるのですが、そちらの物流子会社「TSCロジスティクス」に出資させていただくことになり、父が昨年9月に社長に就任して業務を担っています。

 元の規模が大きいのでまずはカボチャの輸送から始めています。弊社が培ってきたロジスティクスのノウハウを取り入れて地盤を強化することで、足腰の強い会社にしていきたいです。

 -今年の抱負を。

 言うまでもなく運送会社は人がいてこそ。社会的な風潮として、ドライバーの健康面にもっと気を使うべきだと常々感じています。弊社では毎日、希望者に向けて手作りのおにぎりを配布していますし、24時間利用可能のジムを社内に設けて健康増進に使っていただいています。きめ細かくドライバーのフォローができるよう昨年には事務員を増員しました。優秀なドライバーに長く働いていただける職場づくりに引き続き取り組んでまいります。