-昨年6月に就任しました。

 「出向く営農戦略」を進めています。職員が農業者の皆さんの下に足を運び、対話を通じて農作物の品質を上げて収穫量を増やす相談に乗っています。全ては販売品取扱高の増大を最優先に位置づけた取り組みで、組合員の皆さんに「わがJA」と思ってもらえるようにするものです。JAめぐみのとしての協同組合原則「1人の千歩より、千人の1歩」を周知しています。さらに、組合員の営農と生活に寄り添うため、金融・共済部署と連携してライフイベントに沿った提案も強化していきます。職員の人事考課に農業者の評価を加える見直しも計画しています。

 -手応えは。

 就任から半年ほどで、まだまだ取り組む余地があると考えています。今年は「食と農を基軸とした地域に根ざした組合」であることをさらに推し進めるため、各地域のまちづくり協議会と連携した取り組みや、女性農業者によるグループの編成なども計画しています。既に農業系ユーチューバーや担い手農家、行政、学校と連携した発信などを進めており、今後も支店ごとのイベントなどを活発に催し、地域になくてはならないJAとしての役割を発揮していきます。

 -市町村との連携は。

 ライスセンターなど営農施設の老朽化の問題があります。国の総合経済対策の農業分野には営農施設の再編や集約が提起されていますが、広範で多様な5市8町村を管内とする当JAで一律の条件を当てはめるのは困難です。農業者に負担をかけず、地産地消や食料自給率の向上などを見据えると市町村との連携は不可欠であり、理解を求めていきます。もちろん、JAとして収益構造を強化することも重要ですから、店舗の統廃合で生まれた空き店舗の活用などについて方向性を示すなど、効率化を成長戦略につなげる取り組みも強化していく考えです。