―昨年を振り返って。
当社は、1970年に国内初のステンレスパネルタンクを開発して以来、水道事業を中核に、幅広い事業を展開しています。近年、人件費や材料費の高騰で厳しい状況が続いていましたが、昨年は建築業界全般で価格転嫁が進み、適正な利益を確保できるようになったことで収益改善を達成。その成果を社員にも還元できた1年となりました。
―新たな取り組みは。
3年前の社長就任後、「100年先の社会と資源を守るステンレスタンクのビジョナリーカンパニー」をパーパスに掲げ、社会に貢献できる会社を目指してきました。その一つとして、原点復帰の思いで地域貢献に注力。本巣市のもとまるパークにモニュメントを寄贈したほか、11月にはFC岐阜の「森松工業 サンクスマッチ」を開催しました。試合前には、地域で働く外国人の方々を招き、8カ国による交流試合を実施。当日は社員や関係者600人以上が参加し、地域貢献とともに社員のエンゲージメント向上にもつながったと感じています。また、女性溶接工の育成や障がい者雇用の推進、子育て世代の働きやすい環境整備などにも積極的に取り組んでおり、社員満足度向上を企業価値につなげていきたいと考えています。
―今年の抱負を。
今後も物価高が続くことが予想される中、生産性向上に向けたDXや現場での組み立てを容易にするタンクのモジュール化を進め、効率化を図ります。また当社は、水インフラを支える企業として災害時の給水タンクや仮設タンクを数多く備え、災害発生時にはいち早く被災地での災害支援や復旧作業に取り組んできました。いつ発生するか予測できない自然災害に対して強い使命感を持ち、応急対策や被害を最小限に抑える製品の開発に尽力してまいります。










