―昨年はどんな年でしたか。

 昨年は、おかげさまで創業60周年の節目を迎えることができました。これもひとえに皆さまの長きにわたるご厚情の賜物(たまもの)と、心より感謝申し上げます。住宅業界は、少子高齢化や資材高騰などによる着工戸数の減少、住宅に関わる法改正に伴う手続き負担の増加や工期の長期化など、厳しい状況が続いています。その中で当社は、各申請業務や昨年4月に改正された省エネ基準を満たす資材選びのサポートなど、お客さまに寄り添うサービスに尽力してきました。

 ―特に注力していることは。

 新築住宅・非住宅およびリフォーム1棟あたりの売り上げ向上を目指し、取扱商品の多角化を進めています。外壁工事の人材を強化したほか、近年はサッシ工事にも専任スタッフを配置しました。新築からリフォームまで幅広い資材に対応し、当社だけで納材が完了できるトータルサポート体制を構築することで、競争力を高めています。

 ―大切にしていることは。

 当社は創業当時から、お客さまの要望に合わせた迅速かつ細やかな資材配送を心がけてきました。また、常にあらゆる建物に対応できる、多彩な商品在庫を保有している点も強みとしています。

 ―今年の抱負を。

 当社は木材や新建材を販売する建設資材事業部と、食料工業品など農水産・化学工業を中心とした保管管理を行う営業倉庫事業部の2本柱を有しています。今後は両事業部のシナジーを創出し、さらなる事業拡大を図ることで100年企業を目指します。近年は人手不足や職人の高齢化により、必要な資材の納材だけでなく、技術面でも希望されるお客さまも増えています。こうしたニーズに応えていくことも視野に入れ、お客さまの課題解決に貢献できるきめ細やかなサポートの実現に向けた組織づくりに努めてまいります。