-昨年を振り返って。
2025年8月期は健康食品事業、医薬品事業ともに増収となりました。経腸栄養剤を生産する本巣医薬品工場が本格稼働し業績に貢献しました。トランプ米政権の関税政策や日中関係の悪化などで経済の不確実性は高まりましたが、社員の地道な努力の積み重ねによって、確かな成長軌道を維持することができたと実感しています。
-紅麹(こうじ)問題の影響は。
市場は一時落ち込みましたが、現在は再び伸びています。健康食品業界の発展と消費者の信頼回復を目的に、昨年1月に、健康食品の受託製造企業を中心に業界団体の「一般社団法人日本健康食品工業会」を設立し、会長に就任しました。消費者に安心安全な健康食品を提供するため、各企業で連携し、レベルアップを図っています。
-医薬品事業での御社の強みは。
抗生剤やバイオ、ワクチンの原薬、健康食品もそうですが、原料、加工、製剤まで一気通貫でできることが当社の特徴です。当社は蜂蜜の原料を扱っており、原料調達にノウハウがあります。品質面で、安心安全な製品を製造できることが強みになっています。
-今年、力を入れることは。
人財です。AI(人工知能)やロボットなど最新設備は積極的に導入していきますが、人としての価値、姿勢、利他の精神が企業の力を決めると考えています。トラブルやミスによる損失からいかに早く回復するか、一人一人の能力を向上させる環境を整えます。
-今年の抱負を。
今年の干支(えと)は午(うま)です。古来より馬は「前進」「俊敏」「力強さ」の象徴とされており、「行動が未来をつくる一年」にしたいと考えています。現在、中長期経営ビジョンで掲げた「人と環境の健康社会への貢献」に向けて、大きな転換期にあります。今年は確かなステップアップの年とするために、前を向いて進んでいきます。










