―どんな経営を進めていますか。

 「明日を創る想像力」と「たゆまぬ努力」を基軸に、当事務所の経営基盤を強化してきました。AI活用が加速する時代でも、数字に宿る“経営の本質”を読み解き、事業戦略に生かすのは人間です。税務を超え、財務・経営・組織までを一体で捉える“総合経営パートナー”として、企業の長期的成長を支えていきたいと考えています。

 ―企業同士のつながりづくりにも力を入れていますね。

 「位田経営研究会」は企業価値向上を目的とした経営コミュニティーです。実践的な学びとネットワークを通じて、新規事業や協業が生まれる場を提供しています。「飛翔会」は、次世代リーダーを育成し、地域全体の成長力向上を目指しています。

 ―創業支援にも注力されています。

 起業は地域経済の成長に欠かせない力です。特に女性の起業は増えており、子育てなど、多様な事情に寄り添った支援が必要です。税務相談に留まらず、経営計画作成からリスク管理までワンストップ支援体制を整えています。経営の軸を作ることで、持続的に成長し、地域で活躍できる女性経営者を増やしていきたいです。

 ―事業継続の重要なポイントは。

 成長軌道に乗せるには、数字を戦略に変換する力が不可欠です。インボイス制度など税制は毎年変わり、自己判断ではリスクが大きい時代です。最新の税法・会計基準を踏まえた“守り”の支援に加え、「組織課題の可視化」「収益モデルの再構築」など企業の“攻め”を支えるためのコンサルティングにも力を入れています。

 ―今後の抱負を。

 地域経済が縮小するなか、だからこそ新しい挑戦が価値を持つ時代です。税理士法人IDAは「地域の未来を創る経営パートナー」として、これからも岐阜・東海地方の企業の成長・活性化に全力で貢献していきます。