―昨年を振り返って。

 国内最大級のカスタムイベント、東京オートサロン2025の東京カスタムコンテストでは、2023年に続きセダン部門で最優秀賞を受賞しました。継続的に高い評価をいただき、光栄に思っています。事業面では、今後の事業強化に向け、ホイールやメッキ加工などを手がける会社のM&Aを進めてきました。その他、キャンピングカーレンタルは、インバウンド需要により外国人利用者が増加しています。また、ふるさと納税返礼品としてキャンピングカーのレンタルサービスなども提供し、一定の効果を上げています。

 ―カスタマイズのニーズ動向は。

 マレーシアやタイ、米国などでのイベント出展を通じ、海外市場での認知が着実に高まっています。特に東南アジアはカスタム需要があり、米国は日本車の人気が高く、ニーズがあります。海外事業部はグローバル市場を視野に事業基盤を広げているところです。

 ―カスタマイズの源流は。

 ショールームには彫刻家の大作を多数展示し、アートと車を融合させた独自の世界観を構築してきました。アートと車の「異質な組み合わせ」が、新しい創造性を生み、デザイン感性の磨きにもつながっていると感じています。現在は地元の小中学校とアート教育連携や、柳ケ瀬で貸しギャラリーの運営なども行っています。

 ―2026年の抱負を。

 「国内拠点の強化」を最優先テーマに掲げています。これまでの岐阜、愛知、埼玉に加え、関西や九州なども含め、全国戦略の基点となるエリアで出店を検討しています。人材面では、岐阜だけでなく首都圏や中部圏などで優秀な人材を採用したいと考えています。外国の人材もすでに活用しており、輸出ビジネスの英語対応などで効果を実感しています。また、EVシフトの波を見据え、新技術、新市場への対応も加速させる1年にしたいです。