―昨年を振り返って。
昨年6月、岐阜グランドホテルの社長に就任いたしました(名鉄ホテルホールディングス社長兼務)。かつて非常勤監査役として関わっていたこともあり、懐かしさを覚えております。新たな立場となった今、改めて実感しているのは、岐阜グランドホテルが地域において果たす存在の大きさです。名鉄ホテルグループには現在20のホテルがありますが、その中でも当ホテルは、開業から60年以上の歴史を持ち、独自の魅力を備えています。役職員が観光バスに手を振ってお見送りする姿など、昔ながらの温かいおもてなしが今も息づいています。時代の変化に応じた対応は必要ですが、地域の皆さまの思いや期待に支えられ、伝統の価値を再認識した1年でした。
―力を入れていることは。
昨年5月、展望レストラン「キャッスル」の改装を終え、朝食メニューを一新しました。地元食材を中心に40種類以上の料理をご用意しております。中でも、若鮎と椎茸の天ぷらは、目の前で揚げたてを提供するスタイルが好評です。ふわふわ、カリカリの衣に包まれた旬の味覚を、ぜひご堪能ください。目指すのは「岐阜で一番の朝食」。地元の皆さまにも、ぜひ気軽に足を運んでいただきたいと思っています。
―2026年の抱負を。
26年は、国内外から訪れるお客さまに、世代や国籍を問わず「古き良きホテル」としての魅力を体験していただける1年にしたいと考えています。客室の半数は和室で、長良川温泉を引いた大浴場も備え、旅館の趣とホテルの快適さを兼ね備えています。岐阜城と長良川を望む景観も大きな魅力です。お食事も四季折々の食材を生かし、幅広いお客さまに心ゆくまで楽しんでいただけるよう努めてまいります。婚礼においても、地域に寄り添うホテルとして、人生の節目を彩る場をこれからも守り続けてまいります。










