-昨年のハイエースの受注状況は。
国内向け、輸出向けともに受注は非常に強かったです。11万台弱を生産しましたが、工場の生産能力は目一杯でした。非常に負荷の高い1年でした。それでも、お客さまの受注に応えきれていない状況ですので、供給責任をしっかり果たしていきたいです。
-海外の需要はどうか。
生産の5割が輸出向けで、東南アジア、中南米、アフリカの新興国に出ています。電力事情や道路の舗装状況、修理の対応可否などで、電気自動車(EV)よりもディーゼル車の方がニーズが高く、まだ伸びると考えています。
-増産にどう対応するのか。
自動化とDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めて効率化していく必要があります。DXは技能伝承の面でも重要です。競争力を付けた商品作りをしなければ生き残れないので、老朽化した設備は更新し、新しい生産工程を構えることが求められています。新しい作り方を導入し、安く、高品質なものづくりをしていきます。
-目下の課題は。
従業員にいかに気持ちよく働いてもらうかです。自動車産業も近年は人が集まりにくい状況です。このため、誰でも働けるやさしい工程づくりを掲げています。女性、高齢者、障害者、労働時間に制約がある人など、誰でも働ける環境づくりを目指します。
-地域貢献活動に熱心です。
先代の頃から「小粒でピカッと光るまち1番の会社」でありたいと力を入れてきました。県内に完成車メーカーは1社しかなく、小学生の工場見学をほぼ毎日受け入れています。また、支援学校で演奏会を実施し、子どもたちに大変喜ばれています。
-社長就任から1年が経ちました。
当社には改善を楽しむ素晴らしい文化が根付いています。この文化は、当社のゆるぎない土台であり、今後も大切にしていきたいと思います。










