-2025年を振り返って。

 非常に充実した1年でした。岐阜スゥープスとしてはB3参入7年目にして初めて勝率が6割を超え、クラブ史上初のプレーオフにも進出できました。ホーム戦の平均来場者数も昨季(2024~25シーズン)は目標の1500人を大きく上回る1795人という数字を達成できました。集客に関しては、県内の各市町村在住者を無料招待する「ホームタウンデー」を積極的に実施したり、フリーペーパーなど少し違う広告を出してみたりしたことが良かったです。自治体とも連携し、SNSでの広報活動にも協力いただきました。チームづくりも興業面も、地道にやってきたことが花開いた印象です。

 -2026年秋開幕の新2部「Bリーグ・ワン(Bワン)」の仮入会・初年度参入も決まりました。

 お祝いの言葉をたくさんいただき、皆さんの反応から、私たちの活動が岐阜のためになっていると改めて感じられました。ただ、Bワンに参入する現B1、2勢といった強豪と互角に戦うにはチーム人件費に充てられる金額を上げていく必要があります。われわれの場合、総売上高の25%、かけても28%をチーム人件費に充てるのが適切と考えていますが、Bワンではサラリーフロア(選手の総報酬額の下限)が1億円のため、売り上げ4億円はないと難しい。参入直後こそ少し無理をすることになるとは思いますが、このバランスをいち早く正常に戻しつつ、さらに規模を大きくしていきたいです。

 -2026年の展望は。

 これから先の10年を見据えた最初の1年目として良いスタートが切れれば理想ですね。平均来場者数2千人を突破したいですし、「バスケで笑顔をつなぐ」「岐阜の未来を創る」という理念の発信にも、さらに力を入れたいと思います。そのためにもクラブの土台づくりも肝心で、スタッフとして一緒に働いてくれる仲間を探しています。