―昨年を振り返って。

 エポックメーキングな年になりました。海外で初めての工場を米国インディアナ州に立ち上げ、米国での事業を本格的にスタートさせました。大阪・関西万博では、さまざまなことに貢献でき、企業として誉れです。また、グループ全社を集めた展示会を初めて開催しました。全国7カ所で計14回開き、グループシナジーを発揮できました。

 ―米国事業の展望は。

 パレットを生産し、販売を始めています。軽くて耐久性に優れているのが特徴です。材料調達から販売まで全てを米国で完結するので、関税面ではフォローの風が吹いています。言語や習慣、文化が異なっているため発見が多く、学んだことをグローバルなものづくりに昇華させたいと考えています。

 ―万博での手応え。

 「持続可能なプラスチックの使い方」をテーマに展示とプレゼンを行い、一般の方から業界では出てこない質問をいただくなど、多くの気づきを得ることができました。また一部の飲食店で弊社の生分解性プラスチック容器が使われ、協会の回収から堆肥化するスキームで環境配慮にも貢献するなど、万博を通じて未来のライフスタイルを発信する機会となりました。

 ―世の中の人手不足に対して。

 あらゆる業界で省人化・自動化は一層重要になります。食材の自動盛付け機に対応する食品容器をはじめ、自動倉庫対応の折りたたみコンテナなど、これまで商品化してきました。今後も新しい市場領域としてロボットフレンドリー商品を拡充してまいります。

 ―今年の抱負を。

 お客さまのニーズに合わせるユーザーインと、メーカー目線のプロダクトアウトを融合させて商品開発を進めます。環境対応と機能性を両立させた商品づくりを一層加速させ、今年も世の中にない製品を生み出していきます。