―昨年を振り返ると。

 岐阜南ライオンズクラブと連携し、本学にキャンパスライオンズクラブが誕生しました。クラブに属する学生は献血支援など地域貢献活動に精力的に取り組んでいます。また、来年4月に名古屋市内に新学部「名古屋看護学部看護学科」(仮称)を設置する構想を発表しました。2023年3月に閉校した旧名古屋市医師会看護専門学校を継承する形で開設され、大学名も「日本保健大学」(仮称)に改称します。

 ―研究センターの活用状況は。

 高齢者認知症予防センター、ネウボラ継続母子支援センター、多文化共生・多様性健康推進センター、多職種連携実践センターといった四つの研究センターがあり、それぞれの専門家を招いて学生や地域住民も参加して意見交換し、交流できる場となっています。お互いの思いを語り合えることもあり、参加者は有意義な時間を過ごしています。また、昨年の市民向け講座「研究センターセミナー」では、健康寿命延伸をテーマとし、7月は国の健康政策「健康日本21(第3次)」について解説。9月には高齢期を元気に過ごすための筋力強化を呼びかけました。

 ―先端のシミュレーションセンターについては。

 実際の患者を診断する感覚で心音や心疾患を再現する「心臓病患者シミュレータ」や、約30種類の患者プログラムを内蔵し、現場さながらの状況で自ら考えて行動する看護トレーニングが行える「多職種連携シミュレータ」など、実際の医療現場に近い環境で学生たちは学ぶことができる設備が整っています。

 ―最後に新年の抱負を。

 今後も看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士といったさまざまな医療資格を取得した本学の学生が、卒業後も医療業界で活躍し続けられる環境づくりを進めていきます。