-昨年を振り返って。
営業や生産の改善、教育といった日常の活動が通常通り回り出しました。中国・大連の工場も7年半ぶりに訪問できました。コロナが明け、ようやく全てが平常に戻ったと実感できた年でした。一方、4月の新築住宅への省エネ基準の適合が義務化される前の駆け込み需要が大きく、反動減を見据えて、今期の上期は受注確保を徹底しました。
-市場環境や主力商品の動きは。
水栓は機能拡充で単価が上がっています。例えばセンサー水栓は、従来より一般家庭のキッチンや洗面での採用が広がっています。撥水(はっすい)タイプやファインバブルとミストが使える高機能シャワーも伸びています。新築住宅着工件数は減っていますが、選ばれる製品をつくることが重要だと考えています。
-自働化を積極的に進めている。
人手不足を背景に、主力部品の生産設備を中心に自働化を進めています。投資規模もそこまで大きくはなく、回収も早い。一昨年春に稼働した新工場棟への投資は一段落し、軌道に乗っているので、今後数年は自働化をさらに進めたいと思っています。
-海外展開の現状と課題は。
現状は中国、台湾、ベトナムなどに展開しています。日本製品はレベルが高く、海外での展示会では人も集まってきます。もっと海外で売れてもいいと感じていますが、価格競争などもあり、使ってもらう最初の一歩が難しい。ただ、上場企業として、今後も右肩上がりでの成長を考えると、海外展開は外せません。
-今年の抱負を。
2月に87周年を迎えます。コロナでできなかった85周年の周年行事を実施し、従業員の結束を高めたいです。また、各地の代理店会を開催し、お客さまとの親睦も深めたいです。そして何よりも、自働化への投資と多品種少量生産に向けた改善活動を着実に進めていきます。










