-2025年を振り返って。

 昨年は、資材や人件費の高騰によって予定していた新築物件の建設延期や設計変更を余儀なくされた物件が数多くあり、厳しい年となりました。その中で当社では、社員の心の充実を育むことができる環境づくりに注力。子どもの学校行事の際には有休の取得を促すなど、社員が仕事だけでなく家庭も大切にできる時間の創出に努めました。また、今年は初めてとなる男性社員の育休取得を予定していることから、制度の整備や管理職の意識改革にも取り組んでいます。こうした社員がロールモデルとなり、若手の採用にもつながればと考えています。

 -特に重視したことは。

 社員が持続的に働けるよう、環境改善に取り組みました。特に、定年後も継続して働いている社員には、近年の異常気象による夏の暑さが、心身の大きな負担となります。そこで現場の声を聞きながら、建物内が高温になるのを防ぐ遮熱フィルムや、風を通しながら日陰をつくるメッシュシートなどを取り入れた暑さ対策を実施し、負担軽減を目指しました。また、安全性向上に向けて人材育成を強化し、お客さまから「この会社に任せておけば大丈夫」と思っていただける体制を築くことで、差別化を図っています。

 -26年の抱負を。

 耐用年数が近づいた工作機械の早期発注など、優先順位をつけてバランスのとれた投資を行っていきます。また、社員が個々の事情や体調に合わせた働き方ができるよう、より広い働き方の選択肢を提供。人材確保に向けては、若手の担当者を配置してSNSを積極的に活用し、若い世代の目線で仕事や業界の魅力を発信していきます。そのためにも、今後は研修などを取り入れて、ITリテラシーの向上にも取り組んでいきたいと考えています。ハードとソフトの両面を見直すことで、会社の土台を固める1年にしていきます。