-昨年を振り返って。
5月に上場を廃止しました。原点に立ち返り、会社づくりをし直すという位置づけの年で、大きな転換点でした。上場していると短期的な成果も求められますが、もう少し中長期的な視点で、事業の成長や発展を考えるために決断しました。社員全員がフロンティア精神を持ち、創業時に戻ったような感覚で会社をより良くしようと、今も社員と一緒になって取り組んでいるところです。まだ道半ばで、意識の浸透は今年以降も課題になると考えています。
-市場環境をどう見ていますか。
インバウンド需要は引き続き旺盛な一方、日本人の国内旅行は減っています。環境への変化が課題の一つです。市場自体には追い風が吹いており、旅館業、観光業、飲食業は人手不足で大変苦労されています。われわれの商品を活用してもらうという意味では追い風で、人手不足だからこそできることが多くあると思っています。
-注力している取り組みは。
これまで聞けていなかったホテルや旅館、料亭の料理人といった商品ユーザーの声をたくさん集めるようにかじを切りました。営業担当が、各地で困り事や求められる商品をリサーチすることで、これまで見えていなかったことが少しずつ見えてきました。今の時代や需要にマッチした商品づくりが重要なテーマになっており、日本人にも外国人にも喜んでもらえる商品を開発していかなければと思っています。
-2026年の抱負を。
午(うま)年にちなんで、大きく飛び跳ね、飛躍できる年にしたいです。営業担当が集めてきてくれた声を商品化につなげ、できる限り具現性の高い形に仕上げていきたいです。思うように進んでいないDX化にも挑戦していきたいです。私の中でのテーマは『楽しく』で、食を楽しく提供していける会社にしていきたいです。










