-昨年を振り返って。
絶好調の年でした。高い稼働率で売り上げも好調。営業利益率も変わらず、給与を上げることもできました。また、昨年12月に発表された旅行専門紙の「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」では、総合部門で初めての1位に、「もてなし」と「料理」部門でも1位に選ばれました。
-好調の背景は。
外国人観光客の増加や、物価上昇などによる大幅な価格値上げが見られますが、当社はほとんど価格を上げていません。しかし、約8年続けてきたカイゼンの効果で、利益は確保できています。業務のムリ、ムラ、ムダを削減することで働きやすい職場をつくり、社員のやる気と高い生産性を実現しています。これがお客さまへのサービスと満足度の向上につながっています。
-目下の課題や力を入れたい点は。
業界全体で団体のお客さまの受け入れが減り、宴会の減少が酒屋さんなど地元の業者さんを苦しめています。観光の地方創生で、消えてしまう業種があってはなりません。温泉文化と地域経済を守るためにも、宴会文化は守らなければいけません。当社は団体客も個人客もバランスよく受け入れており、これからも積極的に団体のお客さまを受け入れていきたいと思います。
-今年の抱負は。
さらにサービスの品質と満足度を上げていきます。まずは、社員にとって働きやすい職場づくりです。これはお客さまへのサービスに直結します。働きがいのある職場づくりが経営者の仕事で、さらに磨きをかけていきたいですね。また、9月には下呂市内で芸術祭「下呂アートディスカバリー」が開かれます。温泉と自然が豊かな地域にアートが加わり、観光に厚みが出ます。市内を周遊する観光客が増えることは、地域の発展にもつながります。成功のためにも、当社も積極的に協力していきたいと考えています。










