―主力の特積み事業で、長距離・高重量帯の運賃適正化が進んでいます。
2026年3月期の物量は下期に入り回復傾向です。長距離・高重量帯は当社の得意分野。運ぶ力・さばく力があり、付加価値を提供しながら運賃是正を進めています。狭い作業場所のお客さまには午前中にも集荷し、作業効率を高めるなど双方にメリットのある提案をしています。24年問題で長距離輸送が難しくなる中、全国の拠点網や北大阪ハブ店の整備により、品質を維持した輸送体制を確保しています。
―ロジスティクス事業は。
この部門は2桁成長を続け、MDロジスのグループ化でわれわれになかったノウハウも獲得しました。「On Behalf(オンビーハーフ)」の考えで、お客さまが本業に集中できるよう物流周辺業務を請け負います。今年は名古屋北、市川、岡山にロジと輸送が一体となった大規模センターを開設予定。ピッキングや梱包(こんぽう)などを一括で担い、1坪単位から幅広い業種・業態に柔軟に対応できるのが強みです。
―物流コンソーシアム「baton(バトン)」に参加されています。
当社は「競争」から「共創」への転換を進めてきました。これまでも業界全体の効率化と脱炭素を両立した、持続可能な物流体制の構築を目指し、同業16社と75の地域で共同配送を展開しています。バトンでは、安全や責任の課題はリスク管理のプロ東京海上グループが支援し、ドライバー交替方式の中継輸送を始めます。
―2026年の抱負を。
今年のスローガンは「協創」です。「共創」から一歩進め、業界の垣根を越えた連携をさらに広げます。30年には輸送力が34%不足するとの試算もあり、多対多の協力体制は不可欠。人材派遣会社との連携など異業種との取り組みも推進します。自動運転技術の開発に引き続き注力し、将来的にはレベル4(完全自動運転)を目指します。










