【台北共同】台湾交通部(交通省)は30日、同日正午(日本時間同日午後1時)の時点で中国の軍事演習の影響により欠航となった国際線はないと明らかにした。中央通信社が報じた。通常と違うルートを飛ぶなどして対応した。

 交通部は29日、国際線を30日に利用する10万人以上に影響が出るとの見通しを示していた。国防部(国防省)は30日に国際線の航空機延べ941機に影響があったと説明しており、台湾周辺でルート変更や遅延が相次いだもようだ。

 台湾本島と離島を結ぶ路線は欠航が相次いだ。