関牛乳が開発したオリジナルバター
試作品のバターを試食して出来栄えを確認する関係者=昨年11月、関市平和通、せきてらす

 関牛乳(岐阜県関市観音前)は、供給過剰による生乳の大量廃棄を防ごうと、牛乳を使ったオリジナルのフレーバーバターの商品化に取り組んでいる。香りも楽しめるスイーツバターや食事のつまみになるおかずバターなど6種類を試作。製造設備の購入に向け、クラウドファンディング(CF)で資金を募っている。

 開発したのはブルーベリー、ユズ、ローゼルのスイーツバター3種類とエビ&ガーリック、サトイモとおからとみそ、山椒(さんしょう)のおかずバター3種類。

 材料は、同市の猿ちゃん牧場などの生乳を使用。昨年11月に試食会を開き、地元の食育アドバイザー山下香里さんや市観光協会の協力を得て完成させた。

 今回のプロジェクトに合わせ、バターづくりの過程で出る脱脂乳を使ったアイスにも挑戦。市特産品のユズやイチゴを使い、脂肪分の少ないヘルシーな商品に仕上げた。

 資金はCFサイト「Makuake(マクアケ)」で5月21日まで募集。フレーバーバターとアイスのセットなど3900円~8万円のメニューを用意する。目標額は1千万円で、19日時点で630万円が集まっている。

 同社の吉田宰志社長は「通常のバターと違う味を楽しんでほしい」と話している。