岐阜県内に在住する外国人が年々増えています。2016年と比べると1.65倍に増加。ただ増えているだけではありません。この10年で多国籍化が進み、暮らす場所も広がっているのです。中国国籍の人が減る一方、フィリピンやベトナム国籍の人が急増しています。また、都市部だけでなく中山間地域にも拡大。町によってはこの10年で4倍に増えました。変化はあなたの身近なところで起きています。2016年と2025年のデータを比較しながら、岐阜県在住外国人の今を読み解きます。(岐阜新聞デジタル独自記事)

◆変わる国籍、ベトナムは4倍以上

 岐阜県内の在住外国人の総数から見ていきましょう。

2016年6月現在の県内在住外国人は46,989人(以下16年のデータは同年6月)。当時の岐阜県の推計人口が約202万人で、外国人比率は2.32%でした。

 それがこの10年で外国人の総数は77,301人(25年6月末現在、以下25年のデータは同じ)になりました。約6万4千人の羽島市民より1万人以上多いです。岐阜県の人口が減ったこともあって、外国人比率は4.07%に上昇。同じ時期の日本全体では3.2%ですので、岐阜県は平均より在住外国人が多い県です。

 国籍別で見てみましょう。これがかなり特徴的です。各年6月現在のデータです。...