クレーンで観覧船を川に下ろす鵜飼関係者=関市小瀬、長良川左岸

 岐阜県関市の小瀬鵜飼が11日から始まるのを前に、関市小瀬の長良川左岸で1日、鵜舟と観覧船を川に運ぶ「舟下ろし」が行われ、鵜匠や船頭が今シーズンの開幕に備えた。

 船頭ら約20人が参加。陸揚げしていた鵜舟3隻と観覧船9隻をクレーンで1隻ずつ慎重に川に下ろし、船底の汚れを洗い落とした。

 新型コロナウイルスの影響で2年連続の開幕延期を余儀なくされ、11日に開幕するのは3年ぶり。鵜匠代表の足立太一さん(67)は「コロナ禍の2年を取り戻せるようなシーズンにしたい」と意気込みを語った。また、北海道・知床半島沖の観光船事故を受け、「出航するかどうかは、これまで以上に慎重に判断し、安全運航に努めたい」と話した。