再審制度見直しを巡り、議員への要請活動に参加した(左から)阪原弘次さん、前川彰司さんら=8日午後、国会前

 刑事裁判をやり直す再審制度の見直しを巡り、福井中3殺害事件で再審無罪となった前川彰司さん(61)や、日野町事件で服役中に病死した阪原弘さんの長男弘次さん(65)らが8日、政府提出の刑事訴訟法改正案だけでなく、中道改革連合など野党3党の対案も同等に審議するよう求める要請書を、衆院法務委員会理事の議員らに提出した。政府案の修正も求めた。

 弘次さんは要請に先立ち、支援者らを前に、再審開始につながった捜査書類が「確定審で開示されていれば、父はまだ生きていたと思う」とし、公平な裁判の実現のために証拠の全面開示が必要だと訴えた。その後、支援者と共に議員の部屋を回り、要請書を渡した。