【ワシントン、テヘラン共同】トランプ米大統領は9日、ホルムズ海峡上空で米軍の攻撃型ヘリコプター「アパッチ」が8日に「イランに撃墜された」と交流サイト(SNS)で発表し、報復を表明した。乗員2人は無事だとした。米中央軍は9日、イランを「自衛目的」で攻撃し「米軍や国際商船に対する最近の攻撃と釣り合いの取れたものだった」と説明した。

 イランとの戦闘終結に向けた交渉に配慮し、限定的に対応したとみられる。米ニュースサイト、アクシオスの記者は9日、イランがバーレーンとクウェート、ヨルダンの米軍基地に対し、少なくとも4発の弾道ミサイルと複数の無人機を発射したとX(旧ツイッター)に投稿した。イランによる応酬の可能性がある。

 米中央軍は、海峡周辺にあるイランの防空施設や地上管制施設、監視レーダーを戦闘機で攻撃したとしている。

 イランのタスニム通信によると、海峡に近いイラン南部のケシム島などで現地時間10日、複数回の爆発が起きた。ロイター通信によると、イランメディアは、その後もケシム島などで爆発音が聞こえたと報じた。