日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は19日、国会内で外務省の松本恭典軍縮不拡散・科学部審議官と面会した。核廃絶を目指す姿勢を世界に強く示すべきだとして、核兵器禁止条約への参加を求める高市早苗首相宛ての要請書を手渡した。

 代表委員の田中重光さん(85)は「一日も早く条約に署名、批准してほしい」と話し、11月に開かれる条約の再検討会議へのオブザーバー参加を求めた。松本審議官は「国際社会の情勢を見極めて対応する」と述べるにとどめた。

 要請書は、高市政権で非核三原則の見直しが取りざたされていることについて「核戦争を容認するもので絶対に許せない」とした。松本審議官は「政府として堅持していく」と話した。