会場を彩るイルミネーション=高山市荘川町新渕、荘川の里

 今年での打ち切りが決まった「飛騨荘川ふるさと祭り」に代わる岐阜県高山市荘川町の新たな観光の呼び水にしようと、住民有志らによるイルミネーションが同町新渕の荘川の里で実施されている。8日まで。

 1988年に始まった祭りは、30頭の獅子がそろって舞う「日本一の連獅子」で有名。地域の高齢化で担い手不足となったことから、2020年での打ち切りが決まっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて最後の祭りは2年延期に。そのままコロナ終息の見通しは立たず、祭りを行わないまま、3月に打ち切りが決まった。

 イルミネーションは、地域のイベントがなくなることを危惧した住民有志らが企画し、昨年に続き2回目。桜や県重要文化財「旧三島家住宅」などが白やピンク、青色の電球約1万5千個に照らされている。

 名古屋市から家族で訪れた女性(55)は「桜が幻想的できれい」と話した。イルミネーションの点灯は午後7時~同9時。