「参道まるけ」に向け、出店者と話し合う松枝朋子さんと山本慎一郎さん(右)=岐阜市伊奈波通

 岐阜市伊奈波通の伊奈波神社参道のかつてのにぎわいを取り戻そうと、飲食店や雑貨店など50店舗が出店するマルシェ「ミライの参道まるけ」が15日、岐阜善光寺(同所)周辺で開催される。同寺の7年に1度の御開帳に合わせて開かれ、歴史情緒あふれる街並みの活性化を図る。

 マルシェは地元の商店主らでつくる実行委員会が主催する。参道約200メートルに弁当やビール、アンティーク家具などの店が出店。おはやしや民族楽器のステージもある。実行委員長の松枝朋子さん(45)は「活気あふれる参道の未来が想像できるようなマルシェにしたい」と語った。

 同神社参道は、最盛期の昭和40~50年代には、約30店舗が軒を連ね、買い物客でにぎわっていた。現在は商店主の高齢化や若者の流出により、閉店が相次ぎ、7店舗ほどまで減少している。ただ、今年3月にはクラフトビールの醸造所が新規出店し、通りににぎわいが戻りつつある。

 マルシェに協力する旧岐阜町(金華、京町地区)のまちづくり会社「岐阜まち家守」の山本慎一郎社長(46)は「今回出店した店舗が将来、参道での営業を考えてくれたらうれしい」と話した。