豪雨災害から17年となり、「復興ひろば」で献花する遺族=9日午前、兵庫県佐用町

 兵庫県佐用町で2009年に20人が死亡した豪雨災害から9日で17年となった。復興や記憶継承を願い、犠牲者の名が刻まれたモニュメントがある町内の「復興ひろば」に献花台が設けられ、遺族や町関係者らが追悼の献花をした。

 午前8時半ごろ、集まった約70人が黙とう。江見秀樹町長は「災害の教訓を決して風化させることなく、後世に継承していくことを約束する」と決意を述べた。

 4歳のめいや7歳のおいを含む兄一家4人を亡くした同県伊丹市の会社員井上英二さん(53)は「17年がたっても家族を亡くした苦しさを思い続けている」と話した。

 豪雨災害は09年8月9〜10日、台風9号の接近により発生した。