復権5年を祝う式典で演説するアフガニスタン・タリバン暫定政権のムッタキ外相=15日、カブール(共同)
 復権5年を祝う式典に参加したアフガニスタンのタリバン暫定政権の閣僚ら=15日、カブール(共同)

 【カブール共同】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンが復権して15日で5年となった。暫定政権は首都カブールで式典を開き、5年間の統治で治安が改善したと強調、政権の正統性を主張した。ムッタキ外相は、女性抑圧策への批判から経済制裁を続ける国際社会に対し「今こそわれわれとの関係構築に踏み込むべきだ」と述べた。

 暫定政権は中学生以上の女子教育を停止し、就労や服装、移動の制限など女性への抑圧を続けている。国連女性機関(UNウィメン)は復権5年に合わせた実態調査で、女性の約半数が月に2回以下しか外出できていないと指摘。回答した7割近くの女性が権利侵害を理由に、メンタルに不調を来しているとし、タリバンに改善を求めた。