千葉市中央区の路上に放置された車。「レッカー手配中です」などのメッセージが張られていた=16日
 千葉市役所に隣接する駐車場に運び込まれた、豪雨で動かせなくなり路上などに放置された車両など=19日

 千葉県で13人が死亡した豪雨で、浸水した車両のレッカー作業や自宅の修理を巡り、高額な料金を請求されるトラブルが複数起きていることが24日、分かった。中にはレッカーのキャンセル料金として27万円請求された例も。県消費者センターや県警は、被害に便乗した悪質商法が今後増える可能性もあるとして注意を呼びかけている。同様の事象は被災地域以外でも起きる恐れがあり、気を付ける必要がある。

 日本自動車連盟(JAF)千葉支部によると、13〜20日に寄せられた水没車両の救援依頼は4559件。全国から派遣された隊員で特別支援隊を結成し、車両のレッカー作業などを急ピッチで進めているという。

 トラブルが相次いでいるのはインターネットで民間業者に依頼したケースだ。県消費者センターによると、千葉市の男性がサイトに2千円からと記載していた業者に連絡すると、電話では数万円、現場では40万円超かかると言われた。やめたいと申し出ると、キャンセル料27万5千円を提示され、最終的に支払った。男性はセンターに相談し、クーリングオフの適用を求めて業者と交渉しているという。