【ナイロビ共同】アフリカ・カメルーンのビヤ大統領(93)が20日、国外での70日超の滞在を終えて帰国した。AP通信などが伝えた。ビヤ氏は世界最高齢の国家元首で政権を約44年間維持。政府は「欧州での短期の私的滞在」と説明した。ビヤ氏は過去にも度々欧州に長期滞在したが、APによると国を離れた期間は今回が最長となった。
この間カメルーンではビヤ氏の健康状態への臆測が浮上。後任問題を巡る議論も起きた。政府は入院説を否定。野党は、国家が「自動運転」の状態にあったと批判した。
ビヤ氏は6月7日に出国し、妻シャンタルさんらも同行した。8月上旬には、ビヤ氏が軍幹部らを交代させたと伝えられた。
ビヤ氏は20日、首都ヤウンデの空港にスイス・ジュネーブからのチャーター機で帰国し、集まった支持者らに移動中の車内から手を振った。
ビヤ氏は1982年、前任者の引退に伴い大統領に就任。昨年10月に再選されて現在8期目で、任期満了時には100歳近くになる。これまでも高齢に伴う健康不安が指摘されてきた。





