暑さに負けず練習に取り組み、技を磨く小学生ら=各務原市三井町、BOOST Skateboard Park

 「スケボー人口って増えてるの?」。スケートボードで遊ぶ子どもたちが増えて、行政が専用施設を新たに整備するといった広がりを伝えた本紙記事をきっかけに、LINE(ライン)で読者とつながる「あなトク」へ反響が寄せられた。マナーを守らない一部のスケーターを問題視する声もある中、寄せられた疑問を探ろうと練習場などをたどっていくと、純粋にスケボーを楽しむ多くの子どもたちに出会えた。確かな人気の一方で、練習できる場所が限られ、子どもたちの興味や関心を目詰まりさせている壁も見えてきた。

 NPO法人日本スケートパーク協会によると、施設数は5月時点で全国に557カ所。東京五輪が開催された2021年の243カ所と比べて倍以上に増え、県内でも21年から7カ所増の12カ所と“五輪効果”が表れる。ただ、国内の競技連盟日本スケートボード協会は「正確な流通量と人口が測定できない」としてスケボー人口の規模や増減を発表しておらず、明確な人数は分からなかった。

 「確かに東京五輪の影響は大きかった」と振り返るのは、岐阜市に本社を置くスポーツ用品大手ヒマラヤの...