【カトマンズ共同】ネパール中部と中国の国境付近で26日に起きた大規模な土石流と洪水で、ネパール警察当局は28日、土石流と洪水による死者が469人になったと発表した。中国側の死者3人と合わせ470人を超えた。ネパールでは周辺国や欧米など30を超す国の人々が行方不明になり、国際社会から支援の動きが出始めた。不明者にはツアーに参加していたとみられる日本人家族5人が含まれ、日本政府は安否確認を続けている。

 ネパール災害対策当局は28日、行方不明者は977人と発表。観光当局は27日時点で、国籍別で不明者が最も多いのは隣国インド、次いでネパールで、米国やウクライナ、中国なども含まれるとしている。ネパール当局などによると、日本人5人は同じ名字で夫婦と子ども3人とみられ、中国から入国。26日朝から連絡が途絶えたとの情報がある。木原稔官房長官は28日「観光目的で入国していた」と述べた。

 中国国営通信新華社によると、中国では3人が死亡、558人が行方不明になった。