広陵高

 広島市の広陵高は31日、昨年1月の野球部内の暴力を受け設置した「学校改善検討委員会」の提言書の概要を公表し「甲子園至上主義との決別」を訴えた。指導者が長年、同校出身者のみで構成され「閉鎖的」だったとし、外部の指導経験者らの関与が必要だとした。

 弁護士やスクールカウンセラーら委員5人が昨年10月から議論していた。提言は、勝敗という結果に最上の価値を求め、部員の人格や尊厳よりも目標達成を優先したと指摘。アンケートの定期的な実施や「過多」となっている部員数の適正化を求めた。

 暴力が起きた寮の運営について、規律が指導者の信念に基づいた「独自のルール」に依存していたとして、学校が明文化すべきだと主張した。