3年ぶりに開催された大垣まつりで大垣駅通りに並んだやま=15日午前11時32分、大垣市郭町

 きらびやかな13両のやまが町を巡行する「大垣まつり」が15日、岐阜県大垣市中心部で行われた。新型コロナウイルス禍で中止を強いられていたため3年ぶりの開催で、やまが市内を練るやま行事のみを実施。沿道の観客は、やまで繰り広げられる華やかな奉芸に見入った。

 伝統文化の保存や継承の観点から、同日午前中だけやまの巡行を行った。夜宮などは中止した。

 今回は例年より短い約1・8キロの特別巡行路を設定。笛や太鼓のおはやしを響かせながら、やまが順番に出発すると多くの市民や観光客がその姿を見守った。大垣駅通りではやまがずらりと並び、人形からくりや子ども舞踊などが披露された。

 祭りは大垣八幡神社(同市西外側町)の例大祭。370年余りの伝統があるやま行事は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産にも登録されている。