北海道大は9日、札幌市北区の理学部施設で8月、大学院生が毒物に指定されているフッ化水素酸をかぶり死亡した事故を巡り、薬品の管理などに不備があり毒劇物法に違反したとして、札幌市から行政指導を受けたと発表した。

 北大によると、指導は9月2日付。フッ化水素酸の管理帳簿が所在不明になっていたほか、学生らが保管庫の鍵を自由に使えていた点などが違反に当たると指摘された。北大は「再発防止と法令順守、安全管理の徹底に万全を期す」としている。

 事故は8月27日に発生し、救助に当たった学生2人も軽傷を負った。札幌市は28日に立ち入り検査していた。