やりがい聞いてみました

パートから準職員へ 國枝さん(大東デイサービスセンター・大垣市)

利用者と一緒に、レクリエーションでダンスをする國枝さん。利用者との関わりに日々やりがいを感じている=大垣市東前、大東デイサービスセンター

-介護職員になったきっかけは。

 20年以上前のことになりますが、祖父に介護が必要になったことからヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修)を取りました。それをきっかけに介護の仕事に興味持ったので、パートの求人が出ていた大東福祉会に就職しました。今は未経験でも正職員から始める方も多いようですが、当時、試用期間中は準職員やパートからのスタートでした。その後、結婚や出産もしたので融通が利きやすいパートのまま午前9時から午後3時までの時間で働き、1年半ほど前に終業が午後5時までの準職員になりました。

-パートから準職員になった理由は。

 長く働くことができるようになり、周囲へのフォローや取りまとめの業務などで午後3時までに仕事が終わらないことが増えてきました。私としても「もう少し働けたら」と思うようになっていたときに「準職員や正職員になるのも手では」と職場側から提案を受けたのがきっかけです。

 上の子は小学6年生、下の子は3年生あたりで、家族とも相談し、準職員として働くことにしました。夫は交代勤務の仕事ですから日中に家にいることがあり、洗濯や風呂掃除などできることをしてもらっています。子どもたちも手伝ってくれます。

 パートの頃はほとんどの家事を私一人でやっていましたが、今はそれぞれが「自分がやらないと進まない」という気持ちになり、以前よりも家族みんなで力を合わせる、助け合う雰囲気になったのはうれしいことです。

-介護職のやりがいや大変なことは。

 利用者の皆さんとの関わりがとても楽しいです。皆さん、人生の先輩ですから私の知らない話をいろいろとしてくださいます。今はレクリエーションの一環で、敬老の日の飾りを作っているのですが、「こうした方が良いんじゃない」などの提案も次々と出てきます。それも楽しいです。

 大変なことは利用者の急変時です。看護師とも協力して対応するのですが、原因を探ることは難しく、救急搬送となった際は心配でたまりません。皆さんがここで元気に過ごせることが一番ですね。

-職場の自慢できる点は。

 職員は皆さん優しく、理解があります。子どもの病気や気象警報で休校や早退になる際も配慮していただいています。コロナ禍前は、私のシフトが入っていない時や夏祭りに子連れで顔を出したこともありましたが、温かく迎えていただき、子どももその時のことをよく覚えています。

 正直、介護の仕事がこんなにも長く続くとは思っていませんでした。同僚や利用者の皆さんのおかげで続けることができていると日々感じています。

-今後に向けては。

 働きながらであっても家族との時間をしっかりと取れていてちょうどよく感じています。子どもの送迎などもありますからしばらくは準職員として続けていきたいです。下の子が中高生になったら正職員として夜勤も含めてバリバリ働くのもありですが、それはその時の状況に合わせてまた考えれば良いと思います。パート、準職員、正職員、どの立場であっても、それぞれの意思を尊重し、柔軟に対応してくれるこの職場で長く頑張りたいです。