
外国人職員、めきめき成長中
介護業界では、今では外国人職員は大きな戦力となっています。介護福祉士国家資格を取得すれば、在留期間を無制限に更新できるようになるため、合格を目指して仕事と勉強に励む外国人も珍しくありません。施設側は、外国人職員がいきいきと活躍できるようにさまざまなサポートをしています。
介助ごとに習熟度を図る(特別養護老人ホームラック 安八郡神戸町)
安八郡神戸町の特別養護老人ホームラックでは、2年半前に技能実習のベトナム人4人を受け入れました。1人は出産のために母国に帰省中で、3人が引き続き働いています。
ラックは長年、教育に力を入れていて、新入職員に対しては経験者、未経験者を問わずに1カ月にわたる研修を行ったり、知識のアップデートを目的とした外部講師による講座を年に複数回実施したりして、全ての職員が高いレベルの最新の介護を提供できるようにしています。外国人職員に対しても見よう見まねではなく、マンツーマンできっちりと指導して習熟度を図り、合格が出るまでは1人で介助してはいけないルールを明確にしています。
レーティキムズエンさんは、食事や移乗介助はすでにできるようになっていましたが、入浴介助の合格が出たのは今年2月になってからでした。ただ、新しい介護浴槽を導入することになっており、機材が変わった場合も改めて学んで合格してからしか介助することはできません。ズエンさんは「初めは大変でしたが、しっかりと学んでから利用者のケアをするというルールのおかげで、安心して自信を持って介護することができています。利用者も職員も優しい人がたくさんいて楽しくやりがいを感じながら続けることができています」と話しています。
ズエンさんらが一通りの介助ができることになったことから、10月にラックに1人が加わりました。系列のりんどうでも年内に2人のベトナム人を受け入れる予定です。ズエンさんは「介護福祉士の資格取得を目指していて、すでに勉強を始めています。近々入ってくる後輩に対しては、私でわかることは教え、サポートしていきたい」と前を見据えています。









