外国人職員、めきめき成長中

 介護業界では、今では外国人職員は大きな戦力となっています。介護福祉士国家資格を取得すれば、在留期間を無制限に更新できるようになるため、合格を目指して仕事と勉強に励む外国人も珍しくありません。施設側は、外国人職員がいきいきと活躍できるようにさまざまなサポートをしています。

 介護業界では、今では外国人職員は大きな戦力となっています。介護福祉士国家資格を取得すれば、在留期間を無制限に更新できるようになるため、合格を目指して仕事と勉強に励む外国人も珍しくありません。施設側は、外国人職員がいきいきと活躍できるようにさまざまなサポートをしています。

日本語学習会開いて応援(社会福祉法人大東福祉会 大垣市)

 大垣市の大東福祉会では2019年から技能実習や特定技能の外国人を、24年度からはサンビレッジ国際医療福祉専門学校(揖斐郡池田町)で学ぶ留学生の受け入れを行っており、現在はベトナム、ネパール、ミャンマー出身の15人が在籍しています。技能実習生として来日したベトナム人2人は、今年1月の介護福祉士国家試験に合格しました。大東福祉会では初の快挙です。

介護福祉士国家資格を取得したチャンリンチーさん。高い専門性を持って利用者に寄り添う=大垣市東前、ゴールドライフ大東

 特別養護老人ホームで働くチャンリンチーさんは介護福祉士に合格したうちの一人。高校在学中に日本で介護を学ぶことを決意しました。ただ、コロナ禍でスムーズにいかず、現地の一般企業での勤務を経験した後、22年に来日しました。最初の3年間は「日本語を話すだけで精いっぱいで、介護福祉士を目指そうとは思えなかった」と振り返りますが、特定技能に切り替わった際、「このままではあと5年しか日本にいられない。日本に長く住むにはやっぱり介護福祉士を取るしかない」と、猛勉強を始めました。

 支えになったのは同い年の同期の存在。一緒に来日して同居していた女性職員も同じ気持ちで、一発合格を目指して2人で切磋琢磨しました。

 大東福祉会では、技能実習や特定技能の外国人に向け、毎週月曜日に2時間ほど、外部の日本語講師を招いた日本語学習会を開いています。チーさんは可能な限り参加しました。試験直前も通い、国家試験に出てくる日本語を重点的に教わって試験対策につなげ、2人して一発合格する目標を叶えました。

 チーさんは「利用者が体調を崩した時などに学んだことが役に立っていると感じます。これからも日本で頑張っていきたい」と笑顔を見せています。