岐阜県本巣市と揖斐郡大野町境の根尾川で、稚鮎の遡上(そじょう)が本格化している。無数の小さな命が、上流を目指して懸命に飛び跳ねている。
根尾川は揖斐川と合流し伊勢湾へと注ぐ。魚道を備えたえん堤が複数あり、高低差を越えようと魚たちが水面から飛び出す様子が見られる。本巣市海老のえん堤では、しぶきを上げて滑り落ちる流れに逆らって稚鮎がジャンプを繰り返し、岸辺ではサギやカワウなどが目を光らせていた。
根尾川筋漁業協同組合によると、今季の遡上は10日ごろに確認。組合の高橋典雄さん(64)は「例年は4月下旬ごろ始まるが、年々遅くなっている」と語る。6月中旬まで続く見通し。









