愛知県などが開いた東海豪雨以降の河川整備の効果を検証する会議=30日午前、名古屋市

 東海地方を襲った8日の記録的な大雨を受け、愛知県などは30日、2000年の東海豪雨以降、進めてきた河川整備の効果を検証する会議を開いた。今後の治水対策に生かす狙い。

 8日には、愛知県などで線状降水帯が発生。名古屋市では1時間に104・5ミリと、観測史上最大の雨が降った。一方、同県内全体で床上浸水は396棟(18日現在)にとどまり、東海豪雨時の約2万2千棟を大きく下回った。貯水や排水施設、堤防などの整備が進み、効果を発揮したとの見方がある。

 会議では、東海豪雨後の河川や貯水施設の整備状況などが紹介された。江口幸雄副知事は「気候変動で水害が頻発している。流域治水を一層推進することが重要だ」と述べた。