兵庫県新温泉町は15日までに、30年以上前に約250万年前の地層から見つかり、町内で展示されていたチョウの化石が、現在も生息が確認されている種のチョウの化石として世界最古と判明したと発表した。分析した慶応大の研究チームは「チョウがいつ現れたのかを知る手がかりになる」としている。

 チームの高橋唯慶応義塾幼稚舎教諭らが2024年ごろから分析を始め、羽の大きさや形などから、中国北部や北東部に生息する「ポターニンミヤマシロチョウ」と確認した。現在は日本に生息していない。

 チョウの現生種として最古の化石はこれまで、栃木県那須塩原市で発見された約30万年前のゴマダラチョウのものとされていた。