新型コロナウイルスや物価高対策の地方創生臨時交付金を活用した基金について、会計検査院が18県を調べた結果、13県が使用見込みのない計約49億6100万円を過大に保有していたことが、15日分かった。検査院は総務省に対し、各県に国庫返納させるよう求めた。同省は返納を求める方針。
調査対象は、金融機関から融資を受ける事業者が本来負担すべき信用保証料などを補助するために自治体が積み立てた基金。事業では、積み立て年度を含め原則6カ年度後の年度末に設定されている終了時期までに基金を廃止することになっている。検査院は、2022〜24年度の事業で積み立てられ、終了時期が27年度末以降となる基金残高を保有する18県を調べた。
検査院によると、18県の25年度末の基金残高は計約95億1300万円(交付金充当額計約86億6900万円)だった。このうち13県では融資額が当初見込みを下回るなどして、残高の交付金充当額計約67億9800万円中、計約49億6100万円は使用見込みがなかった。







