とげ状の穂からおしべを垂らす黒竹の花=関市広見、植村さん方
開花した黒竹を指し示す植村司朗さん=関市広見、植村さん方

 岐阜県関市広見の植村司朗さん(76)方で、庭先の黒竹(くろちく)に花が咲いた。竹の開花は60~120年に1度といわれるほど珍しく、植村さんも「初めて見た」と驚いている。

 花が咲いたのは黒い幹が特徴の黒竹。30年ほど前に譲り受けて庭の隅に植えた数本が少しずつ増え、今では約16平方メートルの広さで群生している。このうちの多くが花を付け、15日に訪れた友人が気付いて教えてくれた。

 竹はイネ科の植物。花はとげ状の穂が束になった形で、穂先からおしべを垂らしている。

 開花は数日続くようで、「朝のおしべは黄色。それが夕方には茶色になる」と植村さん。花が咲いた竹は枯れるといわれ、「本当に枯れるのか、この後も観察したい」と話した。