国土交通省は22日の参院国交委員会の理事会で、道路整備を巡り、9月末までの1年間に与野党の国会議員から554件の要望を受けたと報告した。議員事務所から同省の国会連絡室を経由した要望活動を集計した。簗和生前農相による道路予算削減発言を受け、立憲民主党の蓮舫氏が要請していた。
蓮舫氏は理事会後の取材に「国会連絡室を通さない要望は含まれず、全体像は示されていない」と批判した。
理事会に出席した国交省の沓掛敏夫道路局長は、要望とは別に、議員からの問い合わせの状況を問われ「記録を残していないので何件かは答えられないが、予算配分額については私の肌感覚で月に数回程度だ」と説明した。
道路予算を巡っては、簗氏が2月中旬ごろ、国交省幹部に栃木県2市町への2026年度配分額を照会。金額決定後の5月に「大幅にカットした」と地元会合で発言した。
理事会で国交省は、配分額は自治体の要望などを総合的に勘案したと説明し、簗氏の影響を改めて否定した。






