岐阜県は20日、米バイオテクノロジー企業ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種を6月9日から県内で開始すると発表した。接種センターを県総合医療センター(岐阜市)に設置し、1日最大60人接種する。今月23日から予約を開始する。

 対象は県内に住民票のある18歳以上で、新型コロナワクチン未接種の人や、新型コロナワクチンの2回目の接種から6カ月経過した人。1、2回目と異なる種類のワクチンを打つ「交互接種」は可能だが、医師が診断して接種を判断する。

 予約はインターネットや電話で受け付ける。電話は080(7990)7881か、080(7990)7894。予約時には市町村から送付される接種券が必要で、県総合医療センターでは予約を受け付けていない。

 今回の接種開始で、国内で取り扱うワクチンは4種類となった。ノババックス製は、武田薬品工業が国内で製造するため、安定供給が見込まれている。先行して接種が進むファイザー製とモデルナ製は輸入に頼っているため、獲得競争や輸入がストップした場合のリスクがある。また、国内で製造されているアストラゼネカ製は、接種年齢の対象が原則40代以上に限定されている。