名古屋市のポーカー店で店長を務めていた井上遥樹さん=当時(25)=が自死したのは、長時間労働や暴行などが原因だとして、遺族が運営会社や上司らに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は28日、計約1億160万円の支払いを命じた一審名古屋地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
被告側は、自死と業務に関連はないと主張したが、原克也裁判長は判決理由で、長時間労働が常態化している中で暴行され「大きな恐怖と衝撃を受けた」と指摘。適応障害を発症し、亡くなったとして退けた。
判決によると、井上さんは20年10月には上司から暴行を受けた上、同月に70時間超の時間外労働で適応障害を発症。翌11月に死亡した。







