2015年公開の香港映画「十年」の上映会が31日、東京都内で開かれた。中国に抑圧される香港を描き、16年に香港のアカデミー賞と呼ばれる「金像奨」作品賞を受賞。監督の伍嘉良さんが来日し「最悪な想像をして作った」映画だったと紹介し、「最も暗い」未来が実現してしまったと統制強化が進む香港社会の実態を訴えた。
香港では14年、大規模な民主化要求運動「雨傘運動」が起きた。翌15年に公開された「十年」は、5人の監督がオムニバス形式で自由が失われる香港を表現。「国安法」導入のためテロを起こし恐怖をあおろうとする高官の陰謀や、市民を暴行する警察官、広東語ではなく標準中国語の使用が強要される社会を描いた。(共同)










