【アトランタ共同】米南部アトランタで開かれた20カ国・地域(G20)外相会合は10月31日、閉幕した。議長を務めたルビオ米国務長官はホルムズ海峡や南シナ海、台湾海峡で「航行の自由」が脅かされていると懸念を示し、安全確保への認識を共有したと総括した。ただ中東やウクライナの情勢を巡り各国の亀裂が深まる中、主要課題で合意できず、共同声明の取りまとめは見送られた。

 ルビオ氏はレアアース(希土類)を含む重要鉱物のサプライチェーン(供給網)や航行の自由はエネルギー・食料の安全保障に関わる問題だと強調。これらを重視する認識で各国と一致したとした上で「解決策を模索するには多大な労力を要する」として合意形成の難しさを指摘した。